東京圏内に棲(す)む者にとって「武蔵野」というのはしばしば耳にし、目にする言葉だ。個人的な話に限っても、わたしが初めて講師を務めた大学は武蔵野美術大学だった。実際、あのあたり(小平)には、周囲に雑木林にかこまれた散策道があり、その名にふさわしいおもむきがあった。

《金村修・選向井潤吉撮影ネガフィルムからスキャンしたカラー写真》展示風景(上野則宏撮影)
けれども今回、なぜ世田谷美術館でこのような展覧会が開かれるのかというと、館の立...
残り
1204/1376 文字
この記事は会員限定です。
無料会員に登録する
有料会員に登録する
ログインして続きを読む
有料会員に登録すると
会員向け記事が読み放題
記事にコメントが書ける
紙面ビューアーが読める(プレミアム会員)
※宅配(紙)をご購読されている方は、お得な宅配プレミアムプラン(紙の購読料+300円)がオススメです。
会員登録について詳しく見る
よくある質問はこちら
