東京・多摩地域の水道水源の井戸が、発がん性を指摘される有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)に汚染されていた問題で、市民団体が10日、公費での血液検査を求める1万5831人分の署名を東京都に提出した。
市民団体「多摩地域のPFAS汚染から命と健康を守る連絡会」が都庁で、都保健医療局の佐藤弘和担当課長らに手渡した。署名では「多摩地域を中心に広がるPFAS汚染は、水道水や市民の血液検査から深刻な健康リスクが明らかになっている。予防と健康影響の把握のため、東京都が公費でPFAS血液検査を実施することを強く求める」などと要望した。

都保健医療局の佐藤弘和担当課長(右)に署名を手渡す市民団体のメンバー=10日、東京都新宿区で
同連絡会の前身となる市民団体は2022、2023年、京都大と血液検査を実施し、多摩地域の住民791人の血中のPFAS濃度を分析。米国の学術機関が示す「健康被害の恐れがある」とする指標を超えた参加者の割合が、国分寺市で93%、立川市で75%に上った。
提出の際、連絡会メンバーで国分寺市に住む水谷淳さんは、...
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