PHP問題で「サイト運用停止」相次ぐ 図書館システムや防災アプリも…首都圏の自治体への主な影響

生物学 Oct 23, 2026 IDOPRESS

プログラミング言語「PHP」にシステム上の重大な欠陥が見つかった問題を受け、システムを使う首都圏の自治体は確認作業に追われ、ホームページ(HP)のサイトの運用を停止する動きが相次いだ。一部の手続きや検索機能が使えなくなる自治体もあり、住民への影響が広がった。(PHP問題取材班)

◆再開には1週間ほど見込むケースも

「市民にご迷惑をかけているので、早く復旧させたい」。千葉県佐倉市は、市のHPで一部機能を停止させ、広報課の担当者がとまどい気味に話した。ごみ分別検索や問い合わせフォームなどが使えなくなり、市の情報をLINE(ライン)で知らせる機能も止まった。千葉市のHPでは、転出入などの手続きを案内する「手続きナビゲーション」が一時停止した。

埼玉県では、県立図書館のHPで館内の座席を予約するシステムが停止され、再開には1週間ほどかかる見通しという。越谷市は斎場の予約システムや市議会の会議録検索のサービスなどが使えなくなった。市の担当者は「業者にメンテナンスを進めてもらっている」と話している。

神奈川県では、川崎市の防災アプリが一時使えなくなったほか、オンライン手続きで新規登録などができなくなった。相模原市ではHPの一部のページやシステムが一時、利用できなくなった。横須賀市は、ごみ分別検索やイベント申し込み受け付けの機能などが停止した。

◆「複数の発信媒体を持っていなければいけないと痛感した」

東京都国立市のHPは21日夜から問い合わせフォームのほか、イベント検索、ごみ分別検索など複数を一時停止。不正アクセスや情報漏えい等の被害は確認されていないという。市の担当者は「市民への影響がないよう、情報発信に努めたい」としている。

三鷹市は、市と市議会のHPを22日午前0時過ぎから閉じた。市の公式ラインと交流サイト(SNS)のXで周知しているが、市民から問い合わせが寄せられたという。「HPだけでなく、複数の発信媒体を持っていなければいけないと痛感した」と担当者は話す。

東京都江戸川区では事前にネット上で住民票などの申請書作成をする「書かない窓口」が...

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