
壁や雲梯(うんてい)、ロープなど複数の障害物をこなし、ゴールまでのタイムを競う「オブスタクルスポーツ」。2028年ロサンゼルス五輪で近代五種競技の1つに採用されることになり注目を集めるようになった。
4月に徳島県吉野川市であった公式大会に出場し、自己最速のタイムを更新。同時に世界大会の男子ユースクラス(15歳以下)の出場条件をクリアした。8月6~9日、アイルランドで開かれる世界大会への出場を決めた。
「半年くらい前から、この4月の大会に照準に合わせて、ずっとトレーニングしてきた。本当にうれしかった」。世界大会出場が決まった瞬間を笑顔で振り返る。
東京都の武蔵村山市第三中学校に通う3年生。普段は放課後、公園で雲梯などの遊具を使って競技に近い動きを練習し、週に1回は屋内のアスレチック施設に出向いて汗を流している。練習を離れると「ゲームもするし、流行の音楽も聴く。友達とカラオケに出かけることもある」と、少年らしい一面ものぞく。
スイミング2年や体操半年と運動を習った経験があったものの、どちらも長く続けたわけじゃない。小学6年生のころ、テレビ番組の「SASUKE」を偶然見たのが転機になった。
画面越しに出場者らが障害物に必死に挑んでいる姿が印象...
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