辞める、辞めないと二転三転した佐藤沙織里氏の東京都議辞職を受け、11月1日に千代田区で投開票された都議補選(被選挙数1)。有権者たちは何を考え、1票を投じたのか。(福岡範行)
昨年6月の都議選で、佐藤氏は小池百合子知事が推す現職都議を破る「番狂わせ」を演じた。その一因は、税の使われ方への有権者の厳しい目だ。自民党の「裏金」問題で政治とカネの問題への注目も高かった。

当選が確実になり万歳する佐藤沙織里さん(中央)=2025年6月22日、東京都千代田区で
昨年7月の取材で、佐藤氏に投票した人たちから聞こえてきたのは、「税金がクリアに使われていない。今のままではいけない」「いくらお金があっても、何に使っているのか精査するのが先」という声だった。
そして佐藤氏の突然の辞任で迎えた選挙。新人8人が立候補し乱戦が予想された中で、記者が注目したのが「佐藤票」の行方だ。
今回無所属候補に票を託したという自営業の50代女性は「佐藤さんの後を継いでくれる人がいい」。
前回選では佐藤氏に投票し、当選後もYouTubeなどで活動を見守った。都による消費税未納問題での佐藤氏の追及などを評価していただけに、「(都政の)うみが出るかなと思ったら、...
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