日本列島は28日、西高東低の冬型の気圧配置となった影響で広い範囲で北西の季節風が強まり、気象庁は東京地方に「木枯らし1号」が吹いたと発表した。昨年より6日早く、10月中に観測されたのは9年ぶり。

「木枯らし1号」が吹いた東京都心で、髪をなびかせて歩く人たち=東京都渋谷区で(久野千恵子撮影)
木枯らし1号は、10月半ばから11月末までに吹く最初の北ないし西北西からの強風。気象庁によると、同日午前、都心(千代田区)で最大瞬間風速16.9メートル、千葉市で同20.7メートル、横浜市で同16メートルを観測した。日差しはあったが、近づく冬の足音を感じさせる冷たい風に、街では身をすくめて歩く人の姿も見られた。
近畿地方でも同日、木枯らし1号が吹いた。北海道では強い寒気の影響で、札幌市、網走市などで初雪が降った。(宇佐見昭彦)
