葛飾区内唯一、美術工芸品の国重文・木造不動明王立像 最後の公開 恵明寺「地元の関心低く、今回で区切り」

空間 Oct 28, 2026 IDOPRESS

不動明王立像がある本堂と、近隣のお店でもらえるカード

普段は見ることができない東京都葛飾区の恵明(えみょう)寺(亀有3)の「木造不動明王立像」が特別公開されている。美術工芸品としては同区内唯一の国の重要文化財(重文)。29~31日に無料で一般の拝観を受け付けるが、住職の西川俊英さんは「地元の関心が低く、亀有地区での公開はこれで最後にしたい」と話す。(加藤裕治)

不動明王立像は、像高50センチ余で平安時代後期の作とされる。彩色や、細かく切った金や銀の箔(はく)を貼り付けた切金(きりかね)文様が残っていることが分かり、2017年に重文指定された。

このほか、やはり平安後期の作で、区の有形文化財の「木造聖観音菩薩(ぼさつ)立像」も寺で見ることができる。

不動明王立像を公開している恵明寺=いずれも葛飾区で

西川さんは「小さな寺で普段は拝観に対応できない」という。今回は都の「文化財ウィーク」に合わせ、24日から公開を始めた。近所の母親が2歳の子どもを連れて訪...

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