〈熱球譜〉
連戦連投で疲れはたまっていた。不安要素はあった。それでも背番号1はマウンドに上がり、大きく深呼吸をした。「疲れているからギアは上げられない。その分、丁寧に投げ込もう」

熱投を見せた山本投手=神宮球場で
6点リードされた四回から登板。勢いに乗る強力打線を前に、低めに投げ込むことを意識した。コントロールを武器に要所を締め、無失点に抑え込んだ。仲間の逆転を信じ、最後まで腕を振り続けた。
どちらかというと、物静かな性格。でもエースナンバーを託された昨秋は、気持ちが空回りした。ミスを...
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