米軍専用の宿泊施設「ニュー山王ホテル」(東京都港区)の出入り口で今月中旬、米軍関係者が散弾銃とみられる装備を所持していたことが分かった。当日は施設前で米軍のイラン攻撃などに抗議する市民が街宣のスピーチをしており、警備の一環とみられる。「米軍の特権を見直すべきだ」と識者は指摘する。(松島京太)
問題の装備が確認されたのは、8月13日午前10時20分ごろ。「U.S.NAVY」と記された服を着た米軍関係者が、施設敷地内の出入り口で、長さ1メートルほどある銃身の装備を斜めがけし、警備にあたっていた。

散弾銃とみられる装備を携えた米軍関係者(左)=東京都港区で(甲斐正康さん提供)
近くでは、元トラック運転手の甲斐正康さんらが、終戦の日に向けて、日米地位協定を巡る問題や米軍のイラン攻撃に抗議する街宣活動の準備をしていた。
甲斐さんはこれまで施設前で15回ほど街宣活動をしてきたが「あんなに大きな銃は見たことがなかったので恐怖を感じた。こちらは平和的に抗議活動をしているだけなのになぜあんなに殺傷能力の高い武器が必要なのか」と疑問を呈する。
米軍問題に詳しいジャーナリストの吉田敏浩氏は、問題のシーンが写った動画を確認した上で、「装備はおそらく散弾銃だ。長年、ニュー山王ホテルには取材で何度も訪れているが、ホルスターに入れた拳銃を携帯しているのみで、散弾銃をむき出しで装備しているのは大変珍しい」と語る。
在日米軍広報部は...
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