「犯人を絶対に許さない」上智大生殺害30年…父親らが現場近くの駅前で情報提供を呼びかけ

チップテック Sep 10, 2026 IDOPRESS

1996年9月、上智大4年生の小林順子さん=当時(21)=が東京都葛飾区柴又の自宅で殺害され、放火された事件から30年となった9日、遺族らが現場近くの駅でチラシを配り、情報提供を呼びかけた。

◆被害者遺族会のメンバーとチラシを配布

柴又駅前で情報提供を呼びかける小林賢二さん(右)=東京都葛飾区で

自宅跡地には現在、順子さんを弔い、事件の風化を防ぐため「順子地蔵」が立つ。9日午前、その前で献花式が開かれ、父賢二さん(80)と母幸子さん(80)、警視庁亀有署の岡本章一署長らが花を供えた。

署員らはその後、京成線柴又駅とJR亀有駅で、情報提供を求めるチラシを駅利用者らに手渡した。賢二さんも同日夕、殺人事件などの被害者遺族会「宙の会」のメンバーとともに柴又駅でチラシを配った。

賢二さんは「この地から世界に羽ばたこうとしていた一人の若者の尊い命と夢と希望を無残にも奪っていった犯人を、絶対に許さない」と早期の事件解決を切望した。

事件は柴又駅から徒歩約5分の閑静な住宅街で起きた。付近には映画「男はつらいよ」に登場する柴又帝釈天などがある。情報提供は亀有署=電03(3607)0110=へ。(足達優人)

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