選手ゼロだった野球部、夏の大会へ 唯一残ったマネージャーが必死の勧誘 都立三田高

チップテック Jul 10, 2026 IDOPRESS

〈高校野球・東東京〉

夏の甲子園出場をかけた高校野球東・西東京大会は、各地で熱戦が繰り広げられている。都立三田高校(港区)は昨夏以降、選手がゼロになったが、唯一残った女子マネジャーが必死の勧誘活動に奮闘。念願の出場にこぎ着けた。(落合夏子)

青鳥特別支援学校にも注目

4度目の夏こそ「絶対に1勝を」初出場、初得点…積み重ねた先に

◆「何とかしなければ」

「いきまーす!」。6月下旬、東京タワーのすぐそばの同校校舎裏。野球部マネジャーの山田優菜さん(3年)がノックをしていた。その先には、今春入部した4人の1年生。真剣な表情で白球を受けていた。

ノックする山田さん=港区の三田高で

昨夏は11人の単独チームで出場できたが、3年生が引退すると、残ったのは自分だけだった。「野球部が途絶えてしまう。何とかしなければ」と、山田さんは部員集めを決意。校内での勧誘は手応えがなく「またやってるよ」と冷笑されもした。中学校の部活動や、土日には河川敷の野球場を巡って名刺を配り歩き「三田高で野球をしませんか」。SNSでも募った。

◆新入生に「漫画みたいな世界じゃない?」

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