11月3日に迫る米中間選挙。第2次トランプ政権は排外主義を拡大させ、国民の分断を生んだ。民主主義が揺らぐ米国をどう見ているのか。東京や横浜などに暮らす30代の米国人たちに話を聞くと、米国の現状を憂い、日本での暮らしにも苦悩する姿が浮かび上がった。(木戸佑)

手をつないで歩くアンドレアさん(左)と夫のシェーンさん=東京都渋谷区で(木戸佑撮影)
「家族と政治の話はしたくない」。渋谷区に夫のシェーンさんと住むアンドレアさんは表情を曇らせた。インディアナ州ニューオールバニーで生まれ育った。キリスト教福音派で、保守的な人が多い。「考え方の違いを受け入れる地域ではなかった」と振り返る。
両親はトランプ大統領を、実家に住む妹は民主党を支持している。政治の話になるとお互いが「相手の考え方が悪い」と反発する。「人の話を聞こうとしない」と、家族の「分断」を嘆く。夫のシェーンさんと日本に住んで10年。仕事や生活で大切にしていることは「反対意見でも聞いてみる」こと。保守的な地域で育った経験を糧にしている。

雨上がり、水たまりにはサラさんの姿が反射した=横浜市中区で(木戸佑撮影)
横浜市で生まれ育ち、日本の永住資格を持つサラさん(仮名)は日本のニュースサイトを見るのをやめた時期があった。外...
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