「自転車で転倒」「バスケで捻挫」ウソの申告で保険金詐欺…SNSに潜む副業「案件」のワナ

ビッグデータ Oct 29, 2026 IDOPRESS

交流サイト(SNS)などで知り合った会社員らに、事故に遭ったと装って保険会社にうその請求をするよう指南し、保険会社から現金をだまし取ったとして警視庁などの合同捜査本部は28日、詐欺の疑いで、東京都北区の会社役員水津宏大(すいづ・こうだい)容疑者(35)ら男3人を再逮捕した。(戎野文菜)

他2人は埼玉県深谷市の個人事業主山口森(しげる)容疑者(50)、広島県廿日市市の会社役員小篠(おざさ)正光容疑者(30)。認否は明らかにしていない。3人は同様の詐欺の疑いで7日に逮捕されていた。

再逮捕容疑は2024年12月~2025年8月、それぞれ別の40~50代の会社員らと共謀し、「バスケットボールをしていて手首を捻挫した」「自転車で転倒して肩と腰を痛めた」などと虚偽の事故を損害保険会社に申告し、傷害保険金として現金9万~18万円をだまし取ったとされる。

同庁捜査2課によると、3人は副業の情報を提供するオンラインの会員制コミュニティーに参加した会社員らを、「整骨院案件がある」などと勧誘。応じた人にSNSで手口を指南し、保険に加入させて虚偽申請させていた。

3人はそれぞれ数十人に指南し、少なくとも10社に不正請求をしていたとみられる。指南した相手からはサポート費として数十万円を受け取ったり、成功報酬として不正に得た保険金の半額を送金させたりしていたという。3人の口座には2024年以降、指南相手を含む個人から計約1億円の入金があり、同課は関連を調べている。

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◆「闇バイト」で増える不正請求、対策進める保険業界

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