セザンヌやゴッホ、モネ、ピカソら巨匠の傑作が一堂に…シンシナティ美術館展、上野の森美術館で10日開幕

ビッグデータ Oct 10, 2026 IDOPRESS

米・シンシナティ美術館(オハイオ州)のコレクションを紹介する「シンシナティ美術館展〜アメリカに渡ったヨーロッパの至宝〜」(東京新聞など主催)が10日から、東京都台東区の上野の森美術館で始まる。開会を前に9日、報道機関向けの内覧会が開かれた。

◆ゴッホの「ポプラ林の中の二人」は「特に大切な作品」

内覧会が開かれた「シンシナティ美術館展」の会場=9日、東京都台東区の上野の森美術館で(安江実撮影)

米国で最も長い歴史を持つ美術館の一つ、シンシナティ美術館のえりすぐりのコレクションを集め、展示される84点のうち81点が日本初公開となる。東京・上野の森美術館(台東区)での9日の内覧会で、シンシナティ美術館の学芸員ピーター・ジョナサン・ベルさんが作品の背景などを解説した。

ホドラーの「聖なる時間」の前で解説をする学芸員のベルさん=東京都台東区の上野の森美術館で(安江実撮影)

1881年創立の同館は、欧州から海を渡って米国に伝わった美術品を収集。所蔵品は7万3000点を超える。今回はセザンヌやゴッホ、モネ、ピカソら巨匠たちの傑作が一堂に会する。

「シンシナティ美術館展」で展示されるゴッホの「ポプラ林の中の二人」=9日、東京都台東区の上野の森美術館で(安江実撮影)

セザンヌの「パンと卵のある静物」について、ベルさんは「最近、静物画の下にさらに肖像画が描かれていると判明した」と説明。ゴッホの「ポプラ林の中の二人」は「特に大切な作品」とし、「自死する数週間前に描かれたもので、壮絶な感情を受けると思います」と話した。

ベルさんは「展示作品を通じて、伝統的なアカデミスムから印象派、モダニズムへと移り変わる19~20世紀の欧州美術の歴史をたどってほしい」と来場を呼びかけた。

会期は来年1月10日まで。当日券は一般2400円、高校・専門・大学生1500円、小中学生800円。問い合わせはハローダイヤル=電050(5541)8600(午前9時-午後8時)=へ。(小倉貞俊)

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