東京都内の自治体が運営する平和に特化した唯一の資料館「せたがや未来の平和館」(世田谷区)が、所蔵する資料の整理や保存方法を模索している。

第2次世界大戦に関連する資料を中心に約900点を保管している「せたがや未来の平和館」=東京都世田谷区で
第2次世界大戦を中心に戦時下の様子を伝える資料の寄贈を受け付けているが、出自を精査、評価した上で選別しなければならないため、資料は増える一方となる。ただ、担当職員だけでは手が足りず、保存方法も決められていない。今後、専門家による調査を検討しているという。(宮畑譲)
平和祈念展示資料館(新宿区)など国の施設は都内に複数あるが、自治体が運営する資料館としては唯一。せたがや未来の平和館が保管する資料は約900点に上る。軍服や軍靴、千人針など第2次世界大戦中に使われた軍需物資や生活を伝える雑誌などの紙資料を展示している。一方、常設で展示されているのは一部で、大半は館内のバックヤードに保管されている。

館内のバックヤードで保管されている資料=東京都世田谷区で
共同通信が、第1次、第2次世界大戦に関する遺品や文書を保管する全国の博物館などに、今後のあり方についてアンケートし、同館は「廃棄するかどうか検討が必要な資料がある」と回答。同館と同じ回答だったのは、有効回答62施設のうち16施設...
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