7月28日に起きた最大震度7の熊本地震の被災地を支援しようと、東京・銀座にある熊本県のアンテナショップが入る「銀座熊本館」には29日、多くの人々が訪れた。
「胸が痛む」「少しでも力になりたい」とレジ待ちの列ができ、募金箱も設置された。

熊本県のアンテナショップで募金する人たち=7月29日、東京・銀座で(中村千春撮影)
店内は調味料や菓子などを抱えた人であふれ、入館制限のため店舗前にも行列ができた。
募金をした台東区の会社員荒井美帆さん(40)は熊本県での旅行を思い出し、「少しでも、何かしたい」と足を運んだ。亡き父が熊本出身という大田区のパート長田典子さん(63)は「県内の親戚は無事だったが、復興のために貢献したい」と、たくさんの商品を購入していた。

買い物客でにぎわう熊本県のアンテナショップ=7月29日、東京・銀座で(中村千春撮影)
熊本県東京事務所の松岡満男次長(58)は「前回の熊本地震から10年。豪雨被害などもあったが、復興がある程度見えてきた段階だった。被災の報道を見て、まさかという思い」と話し、「首都圏のみなさんの支援が、支えになります」と来店を呼びかけた。
銀座熊本館は、熊本県内の特産品や料理が楽しめるアンテナショップやレストランが入る。定休日は第1月曜と年末年始。アンテナショップは午前11時、レストランは正午から、いずれも午後7時まで。(中村真暁)
