
柳瀬川。金山橋から下流を望む=東京都清瀬市で
柳瀬(やなせ)川は東京都清瀬市の名前の由来となった川である。狭山湖を水源に同市の北東部の埼玉県所沢市境を流れ、志木市で新河岸(しんがし)川に合流する全長19・6キロの1級河川だ。高度経済成長期、流域のベッドタウン化が進み、生活排水が大量に流されて汚濁したが、1980年代からの浄化事業などで、清流が復活した。

滝の城跡に立つ城山神社=埼玉県所沢市で
JR武蔵野線東所沢駅から志木駅南口行きバスで、城バス停へ。滝の城址(じょうし)公園まで5分。城跡は大木が林立し、深さ数メートルの堀や土塁が残る。本郭には、城山神社が鎮座する。南東方向は崖地で、展望が開ける。武蔵野線の高架橋や柳瀬川方面が一望できる。崖地では、古墳時代末期の横穴墓群が発掘されている。
天然の要害となる崖地と展望の良さ、築城の好条件が備わっていたと実感する。15世紀後半の築城らしいが、築城者は不明。1546(天文15)年に小田原の北条氏康の三男・氏照の支配下に。兵站(たん)基地として整備された。1590(天正18)年、豊臣秀吉の小田原攻めの際に、浅野長政勢の攻撃により、落城したと伝えられる。
南側の小さな鳥居をくぐり、階段を下りると、野球場に出る。武蔵野線の巨大な高架橋の下を過ぎ公園内を柳瀬川...
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