
東京都議会(定数127)は9日、2025年度分の政務活動費(政活費)の収支報告書を公開した。総額7億5250万円のうち支出は6億6543万円で、執行率は88・4%と17年度以来、8年ぶりに9割を下回った。都議会局は「年度中に改選があり、会派の変更もあったため、使途が限られたのではないか」とみている。(清水祐樹)
都議会の政活費は、議員1人当たり月50万円を各会派に交付し、年度終了後に精算。25年度は使われなかった8706万円が都に返還された。主要6会派のうち執行率が最も低かったのは改選を経て昨年7月に発足した国民民主で64・7%。高かったのは立憲民主党・ミライ会議・生活者ネットワーク・無所属の会で100%だった。
支出の内訳では、広報紙(誌)発行費が3億233万円と全体の45・4%で最多。人件費が2億4838万円の37・3%で続く。この二つで全体の8割以上を占めるが、広報紙は価格の妥当性や発注先との関係性が外部から検証しにくく、人件費も個人情報として黒塗りされてい...
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