〈ウォッチ・バスケBリーグ〉
やるべきことを遂行した。平岩玄にとっては当たり前のことかもしれない。だが、愚直にバスケットに打ち込む姿を見てきたアルバルク東京(A東京)ファンやスタッフにとって、その姿はまばゆかった。
10月8日のBリーグプレミア(Bプレミア)佐賀バルーナーズ戦、平岩は今季最長の21分52秒コートに立った。
味方を助けるプレーだけではない。放ったシュートすべてを成功させ8得点、キャリアハイの10リバウンドをマーク。90-74の勝利に貢献しMVP賞にも選出された。
「チャンスが来たら結果を残さないといけない。きょうはできた。充実している」と笑顔で声援に応えた。
開幕早々、A東京は緊急事態に直面した。Bプレミア初の第4延長戦となった10月2日の千葉ジェッツ戦で33得点と貢献したラクラン・オルブリッチが負傷。5日に故障者リスト入りし戦列を離れた。佐賀戦も小酒部泰暉が相手と接触。治療のため一時、10人での戦いを強いられた。

A東京-佐賀第2クオーター、守備リバウンドを獲得するA東京の平岩(左)=8日、トヨタアリーナ東京で(渡辺陽太郎撮影)
身長200センチの日本人ビッグマンがチームを救った。出場してすぐ、攻撃リバウンドを獲得。ディー・ジェイ・ホグの3点シュートにつなげた。「いい入りができた」と波に乗る。
ゴール下での攻撃を阻まれる佐賀は3点シュートを次々と放つ。簡単には入らない。リバウンド勝負。平岩は適切な位置取りで空中戦を制し前半だけで6リバウンドを獲得。味方の素早い攻撃につなげた。
第3クオーター(Q)の起用は1分39秒だったが、お役御免ではなかった。第4Qは...
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