東京・池袋では9日、「戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」が開かれた。長崎への原爆投下を扱った「母と暮せば」(2015年)など2本を上映後、山田洋次監督と主演の吉永小百合さんが対談し、戦争がもたらす悲劇や核兵器の恐ろしさを語った。
もう1本も吉永さん主演の山田監督作品で、治安維持法などで国民が厳しく統制された日米開戦前の日本が舞台の「母(かあ)べえ」(2008年)。約250人が訪れた。
「母べえ」では、国家を批判しただけで罪に問われ「非国民」とされた「日常」を描いた。山田監督は今の日本の状況を念頭に「そういう時代がまた来るとは思わなかった」と吐露。吉永さんも「こういうことを言ってはいけないんじゃないか、というようなことが起きてくる...
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