同性婚の法制化に賛同を表明する企業が、今年8月10日時点で712社・団体と増えている。賛同企業に名を連ねる会計・コンサル大手「EYジャパン」(東京都千代田区)会長兼最高経営責任者(CEO)の貴田守亮(もりあき)さん(55)に法制化の必要性や社内変化を聞いた。(聞き手・奥野斐)
──なぜ同性婚の法制化に賛同を表明したのか。

同性婚法制化の必要性や社内変化について語る会計・コンサル大手「EYジャパン」の貴田守亮さん
国内1万3000人以上の従業員がいる日本企業だが、性的少数者の当事者と公にしている人は多くない。開示できていない状況は、パフォーマンスに影響すると調査結果でも明らかだ。
今はチームメンバーに子育てや介護などの事情を話しながら、皆で仕事を割り振りオープンな環境で進めることが重要な時代。環境を整えることが理由の一つだ。
また、自治体のパートナーシップ制度が広がった一方、問題は解決されたとの誤解が助長されている。法制化されていない現状では、同性パートナーに社会保険の扶養や税金の配偶者控除は適用されず、...
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