中道改革連合の階猛(しな・たけし)幹事長は6月16日の記者会見で、党所属の吉田晴美前衆院議員が離党の意向を表明したことについて、「私の常識では考えられない」と強く批判した。
中道では、今年2月の衆院選で大敗して以降、立憲民主党出身者の離党や離党表明が相次いでいる。党執行部はこれまで個別の評価を避けてきたが、吉田氏に対しては異例の厳しい表現となった。
吉田氏は東京8区選出で当選2回。今年2月の衆院選では中道から立候補し、比例復活もできず落選した。1期目の2024年の立民代表選に挑戦して若手ホープとして頭角を現し、2025年9月から今年1月の中道結成まで、立民の代表代行を務めていた。

吉田晴美氏(資料写真)
階氏は16日の会見で、離党や離党表明が相次いでいる現状について「非常に残念だ」と述べた上で、吉田氏の離党表明については「非常に遺憾だ」と強調した。
階氏は、多くの立民系の落選者が次の衆院選に向けて地元活動に励んでいると指摘。合流直前まで党執行部の一員だった吉田氏について、「みんなを鼓舞して一緒に頑張ろうという立場なのに、自らその場を離れてしまうことは考えられない事態だ」と断じた。
さらに階氏は、2012年衆院選で民主党が政権を失った後、海江田万里代表と全国各地をおわび行脚した経験に言及した。その際、海江田氏から、困難に直面した時こそ人の本質が分かるという意味の「疾風に勁草を知る」という言葉を教わったという。

6月16日、衆院本会議に臨む(後列右から)中道改革連合の小川淳也代表、階猛幹事長、野田佳彦前共同代表(佐藤哲紀撮影)
階氏は「中道でこの逆境を乗り越えられるかどうかで、政治家の真価が問われる」と述べた。
吉田氏は離党を表明した15日、東京新聞の取材に「中道への参加について...
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