
人工知能(AI)を活用した警備システムを開発したスタートアップ企業「アジラ」の最高経営責任者(CEO)。
用途は、オフィスビルや商業施設などの防犯カメラを運用する警備態勢に、同社のシステムを導入。AIによる行動検知で、人の転倒や転落、他人へのつきまとい、迷惑行為などを発見すると、アラートで建物内の警備室や防災センター、警備会社などへ知らせる。
システムの一連の動きは、事件事故への迅速な対応などに役立つとして、建物の管理や警備を担う関係者などから注目を集めている。
「防犯カメラは記録する機器で、リアルタイムで異変に気付くシステムと連係して、より一層、事故や犯罪を未然に防ぐことにつながるのではないか」
日本が抱える大きな課題の一つに人手不足があり、建物や施設などの警備の現場も含まれる。これまでのような人の目や見守りだけでは、リアルタイムでの異変検知が追いつかないことへの危惧があるといい、自社システムの有用性を説く。
もちろんAIは万能ではない。「高齢者が倒れるなど異変を検知しても、実際に現場へ行き助けるのは人であり、人との連係は必要。常に検証しながらシステム開発を進める」と話す。
東京都八王子市出身。大手証券会社に勤務しながら、早大大学院などで経営学を学んだことから、...
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