差別や排外主義にあらがう表現者たちが集う。6月下旬に新宿・歌舞伎町で開かれるライブイベント「みんな同じ人間だねフェス」だ。
出演するシャンソン歌手のクミコさんは「人は気づかぬうちに境界線をつくってしまう。この舞台でいろいろな人の歌や言葉を聴いてもらって、境界線を溶かし、みんなが分かり合い、理解し合える社会につなげたい」と呼びかける。(清水孝幸)

昨年3月にあった「みんな同じ人間だねフェス」(みなフェス)の舞台に立つエスムラルダさん(左)とギャランティーク和恵さん
国籍や宗教、セクシュアリティー(性のあり方)などによる差別をなくし、多様性を受け入れる社会を願う、通称「みなフェス」。昨年3月に続く2回目の開催で、さまざまな属性の人々が多く暮らす新宿区がフェスの趣旨に賛同し、後援する。
企画した金晃生さんは「私は在日2世の朝鮮人。小さいころ差別を受けた。差別が起こると、コミュニケーションがなくなり、お互いが疑心暗鬼になって憎悪が生まれる。世界で起きている紛争や戦争はすべて差別から起きている。差別をなくすにはお互いを知ろうとすることが大事だ」と話す。
金さんの...
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