町田市長選挙、候補者はどんな人? 新人5人の政策や経歴、政治への思いをまとめました

東京都町田市長選(15日投開票)は、現職の石阪丈一市長(78)が今期限りで退任し、無所属新人5人の争いになった。元都議の奥沢高広さん(...

生物学 Feb 13, 2026 IDOPRESS

東京都町田市長選(15日投開票)は、現職の石阪丈一市長(78)が今期限りで退任し、無所属新人5人の争いになった。元都議の奥沢高広さん(43)、医師の稲垣康治さん(50)=自民推薦=、元市議の木目田英男さん(51)、元市議の秋田史津香さん(45)、元市議の戸塚正人さん(45)=国民民主推薦=の横顔を紹介する。=届け出順(北浜修)

(左から届け出順に)奥沢高広さん、稲垣康治さん、木目田英男さん、秋田史津香さん、戸塚正人さん

◆奥沢高広(おくざわ・たかひろ)さん(43)無所属新人


再挑戦「子ども支える」

町田市内で障害福祉施設を運営する。栃木県佐野市出身で慶大法学部卒業後、三菱地所に勤務。「教育の仕事をしたい」と転身し、北九州市の学習塾で不登校の児童生徒らと向き合い「子どもたちを支える枠組みが必要」と政治を志した。

奥沢高広さん

西村康稔衆院議員の秘書を経て、2017年都議選で町田市選挙区から当選。都議は1期で終え、前回市長選に挑むも3番手で及ばなかった。今回再び「町田を一番に、市民が誇れるまちにするためリーダーシップを発揮したい」と名乗りを上げた。

「大切なのは地域経済、子ども、市民の健康、生活者の四つの視点」と主張。ITなど成長産業誘致、スタジアムとアリーナ構想、子ども目線の学校づくりなどを掲げる。尊敬する政治家は「コンピューターのように考え、ブルドーザーのように実行した」と田中角栄元首相を挙げる。

◆稲垣康治(いながき・こうじ)さん(50)無所属新人=自民推薦


コロナ禍経験政治志す

現職の石阪市長が応援する事実上の後継候補として出馬した。町田市に生まれ育った。祖父から3代続く耳鼻咽喉科の医師として、市内で医院を経営する。「父親の背中を見て医師を志した。初診から治すところまで自己完結できることに耳鼻咽喉科医のやりがいがある」

稲垣康治さん

医師から政治を志すきっかけはコロナ禍。PCR検査やワクチン接種態勢の整備などを巡り行政と関わり、物事がなかなか動かないことに「政治がしっかりしなくてはいけない」と思うようになったという。

市民の健康、教育、地域活力の「三位一体の改革」を掲げる。全国的に公立病院経営の厳しさが伝えられる中、市民が安心して頼れる市民病院の必要性を主張。機能強化に向けて「医療現場を知る強みと人脈がある」と強調する。「逃げない格闘技で医療にも通じる」と言う剣道は5段。

◆木目田英男(きめだ・ひでお)さん(51)無所属新人


再開発に民間投資促す

「純粋に町田のために働きたいから立候補する」。市議3期目。市議長の立場から、市長選への出馬会見は市議会臨時会を終えた1月26日夕で、候補者では最後の表明だった。

木目田英男さん

町田市で生まれ育ち、東大経済学部卒。野村不動産勤務を経て、親族が経営する不動産会社へ転じた。仕事で市内の人口動態を見る中「東京圏は人口がまだ伸びると言われるのに、町田はほぼ横ばいか、エリアによっては減少で危機感を感じた」。これが政治を志した原点という。

「選ばれる町田をつくる」と訴え、町田駅周辺再開発の民間投資の促進、周辺自治体との連携強化、学校など公共施設の民間利用の推進などを主張する。「人の話を聞くのが好き」といい、ドイツの宰相ビスマルクが独り善がりを戒めたとされる言葉「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」を好む。

◆秋田史津香(あきた・しづか)さん(45)無所属新人


人々の声を市政に反映

町田市で4人の子を育てた。「自然豊かで駅前は栄えてバランスがすごく良い」と町田の魅力を語る。

PTAや子ども食堂などの活動を経て市議に。市議会から見た市政には「いつの間にか決まっていて、市民が何を言っても遅いということが多い」と、もどかしさを感じていたという。

秋田史津香さん

1期目を終え、市長選へ挑むにあたり「暮らしやすく、一人一人の声が届く町田」を掲げる。無作為に選ばれた市民が地域課題を熟議し提言する「市民会議」や、若い世代の声を政策に取り入れるための「若者会議」の開設、市役所内の無駄の総点検、市民病院への救命救急センター設置などを訴える。現市政が進める学校の統廃合計画については「子どもの視点から見直す」と手厳しい。

愛知県知立市出身、早大第一文学部卒。西洋史を学びローマ帝国を研究したという顔も持つ。

◆戸塚正人(とつか・まさと)さん(45)無所属新人=国民民主推薦


地元発の仕事と雇用を

「生まれ育った町田のために働きたい」と25歳で市議に初当選。今回、5期目終了を機に市長選へ挑む。5期目前半に市議長を2年務めたころから、市長選を意識し始めたという。「議員として自分がどうあるべきかを考えてきたが、議長になり、市政全般を見ることや、市長や経済界などと議論する機会が増えた」と振り返る。

戸塚正人さん

市長選では「町田発の仕事と雇用を目指す」と町田駅前再整備や企業誘致を掲げ、市民の提案を市政に生かす討議会や、スクールバスの導入などを訴える。

東海大文学部卒。興味を引かれるのは中国の三国時代や、武田信玄ら群雄割拠の日本の戦国時代。「明治維新は若い世代が活躍した時代で、自分の理想でもある」と歴史好きの熱が入る。尊敬する政治家に、独特の存在感と演説「春日節」で知られた春日一幸・旧民社党委員長を挙げる。

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