中東情勢によるナフサの供給不安を受け、代替素材が注目されている。包装資材を再利用する取り組みもあり、環境や人に優しい技術やサービスへの関心が高まるきっかけとしても期待される。(白山泉、市川千晴、鈴木太郎、並木智子)
「1年分を半月で出荷する勢いだ」。建築用の接着剤を製造する「ユニーク」(千葉県市川市)の島村浩一工場長は話す。

トルエンやベンゼンなどを使用しない接着剤の需要が高まっているという千葉県市川市の「ユニーク」
10年前からナフサ由来の溶剤を使わない塗料や接着剤を展開してきたが、シンナー製品の供給不足を機に、4月以降「溶剤の原料が入らない」という専門商社から引き合いが強まっている。「石油に頼らない製品に切り替えていくきっかけになれば、環境にも職人の健康にもプラスになる」と期待を込める。
食用に適さない備蓄米を混ぜたバイオプラスチックを手がける「ライスレジン」(福島県浪江町)では3月以降、問...
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