生きもの調べて500回──。都立光が丘公園(練馬区)内にある野生生物の保護区「バードサンクチュアリ」に毎週のように通い、動植物を観察し続けている小学生がいる。同区在住の小学6年石原和月(かづき)さん(11)。好奇心の赴くまま、生きものたちと「対話」している。(佐藤大)

「いきものしらべ」500回を達成した石原和月さん=東京都練馬区の都立光が丘公園で(佐藤大撮影)
バードサンクチュアリ(2.4ヘクタール)は1985年、野生生物の保全と来園者の自然学習を目的に設けられた。渡り鳥の中継地などとして、年間60種以上の鳥類が確認されている。認定NPO法人「生態工房」(三鷹市)が管理・運営し、土日祝日の開園日に「いきものしらべ」という企画に取り組んでいる。主に子どもたちが、公園内で見つけた動植物を観察し、1枚の紙に色鉛筆で絵を描いて「気付いたこと」を書き込む。
同公園の近くに住んでいた石原さんは、2021年4月に小学生になったのを機に「やってみたい」と、この「いきものしらべ」を始めた。「絵を描くのが好き。生きものを探すのが楽しいし、知ることが面白い」とのめり込んだ。

父知樹さん(左)と一緒に、望遠鏡で観察する和月さん=東京都練馬区の都立光が丘公園で(佐藤大撮影)
最初のころは、自分で鳥を見つけることは難しかったが、生態工房スタッフからアドバイスを受け、木の枝の変化から鳥を見つけ出すことができたりした。珍しい鳥を見つけると、「レアキャラゲットだぜ、みたいな気持ちになる」。シールをもらえたり、貼...
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